リサイクル方法

リサイクルの方法

方法 内容 農ビ ポリ
マテリアル
リサイクル
再生利用 国内
輸出 ペレッット化して〇

 

 

ケミカル
リサイクル
高炉還元材 2012年12月
JFE受け入れ中止
農業用廃プラは処理されていない
ガス化・油化 農業用廃プラでは
実施されていない
サーマル
リサイクル
燃料代替え
セメント工場、製紙工場など
発電、RPF、RDF

リサイクルの用途

農ビのリサイクルは、ほぼ100%マテリアルリサイクルです。限りある資源の有効活用の為に農ビのリサイクル商品の開発にNACは力を入れてきました。
すでに、多くの分野でリサイクル商品として活躍しており、私たちの生活用品としては勿論、建築・土木資材、産業資材として役立ってきましたが、製品を作る工場の海外移転、競合品の上市などにより、現在国内における用途は床材の中間層用がほとんどです。

農ポリ、農POの国内用途はサーマルリサイクルが多く、一部がマテリアルリサイクルされています
パレット、擬木、建築土木資材、園芸資材などがあります。
セメント工場では補助燃料ととして利用。灰はセメント材料になります。
農ビ・農ぽりともに、破砕洗浄後の再生原料は国内だけでなく輸出され、輸出先でさらに処理、成形製品化されています。

廃プラの輸出ですが大きな受入国であった中国が2次洗浄による環境汚染と中国国民の健康被害から2017年12月で輸入禁止をWTOに通知しました。それによって輸出先が東南アジアにシフトしましたが、それらの国でも環境問題が起き、輸入禁止や規制の動きなりました。さらに2021年1月よりバーゼル条約改正で廃プラスチックも規制の対象になりました。単一、汚れの付着無、異物混入無、リサイクル材料として加工されている場合規制対象外になります規制強化の動きで輸出をやめた業者がいる一方、海外での需要もあり、洗浄工程を追加したり、今までより丁寧な洗浄することにより輸出を継続している業者もいます。廃プラ全体では輸出から国内処理に変更もあり全般的に処理費の値上げや受け入れ制限の動きもあります。農業廃プラでは一部の市町村やJAで自己処理で油化コークス化などし、できた油・コークスをハウス加温に使用する検討もされています。(2021年8月現在)